上大津公民館 令和7年度春季講座:『古道探訪シリーズ』第3回を催行
このシリーズは、毎回、スタート地点までバスを利用し、ゴールまで歩きながら史跡などを巡ります。
第3回は、令和7年6月22日(日)に『水戸街道・土浦宿』と題して土浦市内中心部を探訪しました。
【ルート】 約6km 上大津公民館 ➡ 大町道陸神 ⇒ 銭亀橋 ⇒ 高津口門跡 ⇒ 問屋場跡 ⇒ まちかど蔵 ⇒ 本陣跡 ⇒高札場・旅籠跡 ⇒ 真鍋口門跡 ⇒ 御船松跡 ⇒ 築地郭跡 ⇒ 田町裏 ⇒ 鷲宮 ⇒ 川口川河口 ⇒ 桜橋跡 ⇒ 搦手門跡 ⇒ 大手門跡 ⇒ 大町道陸神 ➡ 上大津公民館
当初、6月15日(日)を予定していたが、天候の都合により予備日としていた6月22日に催行しました。 当日は、好天に恵まれたが熱中症アラートは出なかったものの正午近くには気温も高くなり、日陰を狙って案内を行いました。 スタートは、千束町にある大町の道祖神(道陸神)。 この場所にある理由と桜川が桜の名所となる起こりの地であることを示す「植櫻碑」を説明しました。 その後、銭亀橋から北門跡までの間を水戸街道・土浦宿に関すことを中心に案内しました。 具体的には、銭亀橋という場所、大町の一里塚跡、角馬出、問屋場、本陣、高札場、旅籠、丸馬出、などです。 北門からは、土塁、濠、水路の痕跡を辿りつつ、御船松が土塁上にあったことを説明しました。 更に、築地郭と水戸街道の間の濠跡や、田町裏の水路とお茶屋・舟宿を散策しました。 そして市内を分流する旧桜川のひとつが、築地川→田町川→東崎川と呼び名が変えながら川口川に合流する川跡を辿りました。 モール505からは、川口川跡を桜橋跡まで遡上しました。 そこから搦手門跡、大手門跡、田宿裏の土塁の痕跡、借金橋跡、大町の西側水路跡を辿りました。 また、今回のコースには俳人:内田野帆の土浦八景の内、5か所が登場するため、その五景についても案内しました。 今回のコースと案内ついては、普段行う土浦宿の案内とは趣を変えて行いましたが、参加して戴いた方にとっては新鮮に感じて戴いたものと受け止めています。 |